【コラム】大外ブン回しはどのくらい不利なのか

よく大外を回してコースロスをしたのに3着に追い込んできたから力はある、等の評価をすることがあります。しかし実際には同じ大外でも不利の度合いが違うという話です。

1. 内外の馬場差

見ていて一番判断しやすい要素です。開催後半や雨が降って馬場が悪くなった時、内側だけが特に悪くなるという展開があります。そういう時は外を回しても全く不利ではない。

2. コースロスをした距離

コースロスをした距離は厳密には難しいですが、ある程度でいいなら簡単に計算できます。

JRA公式サイト 函館競馬場コース紹介より引用

円周の公式そのままです

    直径 × 3.14 ÷ 2(円周の半分の距離なので÷2です)

これが最内を通った馬の距離。最内より10m外を回った馬の距離は直径+10mにすればいい。
最内と10m外を回った馬との距離の差は

    10m × 3.14 ÷ 2 = 15.7m

この様に内を通った馬より何m外を回ったかが分かればすぐです。まあ阪神競馬場のような形だとこれで良いのかという気もしますが、ある程度距離が分かれば不利の度合いも想像しやすくなると思います。

3. 3,4コーナーでのラップタイム

これは重要な要素です。
上で10m外を回した馬の例を上げていますが、そのくらい外を回すと内の馬より1ハロン0.3秒ほど早く走らないといけません。12秒後半の遅いラップならまだ我慢できる。しかし11秒前半ともなれば、外を回してる方はほぼスパートに近い速さで走らないといけません。
分かりやすいのが去年の菊花賞。このレースでは外を回しても大して不利ではない。むしろ内で包まれた方が不利だったと言えます。

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